2015年 3月 8日 | 中古釣具販売の道楽箱　豊中店
カテゴリー: NEWS, 釣具, 釣具-釣果情報

いつもありがとうございます。道楽箱豊中店です。

今回の釣果情報は、なんと、道楽箱初の海外編！タイ(バンコク)にピラルクーをねらいに行ってきました。

計画を立てたのは、去年の秋、新人スタッフとなにげな～く海外の話をしていたところ、とんとん拍子に話が盛り上がり、ほんとに行ってしまうことになりました・・・

それでは、道楽箱スタッフ初海外旅行、ほんとに珍道中！ご覧ください。

出国は、２０１５年２月２４日、飛行機で寝泊まりし３泊４日の旅でした。

出発は、関西国際空港。

３人とも初海外ということで、不安と期待で大興奮でした。

部長をはじめ、たくさんのスタッフから”大丈夫か？”など、お気遣いの言葉を頂きましたが・・

結果・・・なんと初めからハプニング！

羽田で乗り換えをしたのですが、危うく搭乗時間に遅れてしまうところでした。

出発まで１時間以上あったので、喫茶店でのんびりしていると、、、

「羽田発バンコク行きの搭乗手続きはまもなく締め切らせていただきます」とアナウンス。

急いで、搭乗手続きにむかいました。

搭乗前、ゲートで止められボディチェックをされましたが、なんとか、出発前に滑り込みセーフ！

ドタバタの出国でしたが、なんとかバンコクに到着しました。

　入国審査及び手続きを済ませ、ガイドと合流。

空港で、円をバーツに交換。（出国前の為替情報では、１バーツ→３．６円でした。）

ホテルに到着するなり、すぐに釣り場へと出発です。

道中、トゥクトゥクや、バイクの数、３人乗り、朝のラッシュを横目に、人の活気、お国柄を全身で感じとりました。

子供のころ(昭和)を思い出しました。

しばらく、走っていると・・

よく知っている店の前でストップ！なんでぇ？

うそやろ！・・心で叫び　「なんでタイまで来てマクドやね！」と思わず口に。

タイ人のガイドが、片言の日本語で「ここおいしい」と言っているのですが、本当にむかつきましたよ。

いきなり、関係を悪くするのは失礼と思い、半笑いで中へ・・

なんと、メニューは朝マック！一緒やん。

違いは、おかゆがあるということでした。

車内でおかゆをすすりながらしばらく行くと・・・

遂に、目的地へ到着。

はるばる日本からここに来たかった訳は・・・

そう、世界最大の淡水魚　”ピラルクー”を釣りたいがためです。

ここ、”アマゾンＢＫＫ”には、名前の通り、アマゾンの魚が多数放されており、対象魚は、ピラルクのほか、レッドテール、アリゲーターガー、ピーコックやアロワナなども放されているそうです。

オーナーが言っていたのですが、一番深いところで9ｍあると言っていましたが、内心”絶対ウソやろ！”と心の中でつぶやきました。

ともあれ、ときおりバフーとあがる呼吸音、何かが捕食している音、水辺に立つだけで、古代魚を肌で感じ、何とも言えぬ興奮でパニックになりそうでした。

ガイドに通すラインが震えでなかなか通らず、気持ちを必死におさえながらの準備でした。

釣りを開始し、しばらくすると、対岸でいきなりの声！

なんと、ファーストヒットは、豊中店新人スタッフでした。「ヒット！」上がってきたのは、

アリゲーターガーでした。

本人、ガー釣ってみたいと言っていたので、ほんと嬉しそうでしたよ。

そして、

わたしにも、遂にその時が！

ここアマゾンＢＫＫでは、餌釣りが禁止なのですが、お客さんを釣らせるために餌まきタイムがあり、ティラピアを撒いた瞬間、物凄いボイルが所々で湧き上がります。(ほんとに凄い！大興奮ですよ。）

その時に合わせて、キャストしていると・・・

ドゴ～ンと大きなアタリが！思わず脇腹を強打！後で確認したのですが、アザができていました。

こんなに凄いとは・・・

ドラグを締めてはいたのですが、あっという間にどんどんラインをだされ、対岸近くまでもっていかれました。

何度も綱引きを繰り返し、やっとの思いで釣り上げた魚は、

”レッドテール！”

なまずなのでヌルヌルしているかと思いきや、怪獣ショーに出てきそうな着ぐるみのゴムのようでした。

頭は、鎧を着ているかのように硬く、叩くとコツコツ音がしました。

時折、ブゥオと鳴き、びっくり。

臭いはほとんどなかったです。

持ち上げようとしたのですが、なかなか重く苦戦しました。

そして、

初日、最初に本命（ピラルクー）をヒットさせたのは・・・

この男、本当に持ってると言いましょうか・・・

うらやまし～

釣りの経験がものをいうというのは、まさにこのことです。

色んな釣りに精通している彼だからこそのヒットでした。

綺麗なピラルクでしたよ。

太陽に反射している姿は、エンペラーともいうべき輝きでした。

私は、この日、レッドテール一本の釣果でした。

日が暮れ、ここでストップフィッシング

しかし、

２日に凄いことが！

次回、怒涛の２日目。後編につづく。

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